【対局結果】稲妻リーグ第2節 2018年12月19日【6~10回戦】

実力者たちが集う稲妻リーグ第二節が2018年12月19日に福岡市六本松のマドンナにて開催された。

一節が終わった段階ではナンデモトオルズが200ポイント超えの大トップ。
早くも狙われる立場になったトオルズは田村、山本が参戦できずエース陶山とリーダー中村と限られた戦力で戦い抜くことに…

【6回戦】エースは今日、皇帝になった。

6回戦のメンバーはトオルズが早くもMrパーフェクト陶山を投入。
後がない侍は優勝請負人、やけいしに白石。
散髪をして意気込みが感じられる。

チルドレンからは麻雀界の熱男、闘魂フルスロットルの福岡竜馬が初参戦!
月輪会からは組長山浦。今日もロケットは炸裂するのか!?

試合が大きく動いたのは東二局。
さっそく福岡の闘魂リーチ!

これに迎え撃つは親番の陶山。
裏が乗れば倍満という18000リーチで迎撃態勢。

福岡が掴んだのは8曼。

「いちまんはっせん」

涼しい顔して残酷な点数申告が行われる。
思わず、福岡の顔が歪んだのを筆者は見逃さなかった。

その後も、陶山が上がり続け、今日もトオルズのペースかと思いきや、ここで待ったをかけるのは侍白石。2ピンなら高め三色のリーチ!

しかし、場に2ピンは3枚切れで望み薄。
ここに再び福岡の闘魂リーチが入る!

白石、絶望的か!?
が、リーチ宣言牌となった2ピンが当たりで放銃。
その後も、陶山が福岡の点棒を奪い、まさかの箱下。

誰がこの結果を予想しただろうか。
そして迎えたオーラスにドラマは起きた。

ここまで苦しい展開が続く福岡のラス親。
まずは一あがりで箱下から地上へこんにちは。

その後、福岡の闘魂リーチが入るも陶山もテンパイ。
それに気づかない山浦が2当たり牌2ピンを打牌。

「二着かぁ~」

きっと、白石はそう思ったに違いない。
しかし、陶山はまさかの見逃し。

本人曰く「ぼ~っとしていた」とのことだが、
これは今後脅威になる白石を潰しておくという
計画に違いない。

ただ、この選択がまさかの事態を呼び起こす!

「6000ALL!あつおぉぉぉぉ~!」

福岡の雄叫びが響き渡る。
気付けば箱下から2着目浮上でトップ陶山との点差も後僅か。

「どうだ陶山、涼しい顔しやがって」
「お前にこの熱さは真似できまい!」

瞳の炎を燃やし陶山を追い詰めたその時だった。
聴き慣れないリーチの声。

ここまで息を潜めていた山浦が動いた!
今日は家にロケットを忘れてきたのかと思いきや、ラス目から抜け出すために、こっそり持っていたモデルガンで応戦。

「いや、俺ほんとうは二着だし…」

見逃し攻撃にあった白石の手牌は厳しい。
そして、このリーチに福岡が振り込みトオルズ陶山のトップで6戦目は幕を閉じた。
強い、強すぎるぞ陶山昌明。

遅刻をしたからマイナス100ポイントという周囲の声を是非採用したいくらいだ。

6回戦結果

1位 トオルズ +61.9
2位 チルドレン +13.7
3位 月輪会 ▲27.1
4位 侍   ▲48.5

【7回戦】 腐った吉武じゃない。腐っても吉武だ。

初戦から白石を投入するも皇帝陶山の策略によりまさかのラス。
気付けばマイナス300ポイントとATM状態の侍は腐っても吉武を投入。

チルドレンは福岡同様、本日初参戦の福田。
トオルズはリーダー中村徹。

月輪会は前回良いところのなかった山浦杯チャンピオンの三坂。

大きいあがりの連続となった5回戦とは一転して小さいあがりが目立つも、ここで均衡を破ったのは侍吉武。マンガンをあがりトップ目に立つ。しかし、南場の親で福田にマンガンを振り込み、3着目に…。

前回までならここで終わっていたかもしれない。
しかし、今日の俺は一味違うぞとトイトイドラ4の12000でトオルズ中村からの出あがりでオーラスにして、トップ福田との差を2000点ほどに詰める。

オーラスの親はトップ目福田。
ここで上がり続けたいところだが、その前に吉武が捕まえることが出来るのか!?

その手配は…。
早くもテンパイ!

チートイ5ピン単騎。
その直後だった。

福田の手からこぼれる5ピン。
一瞬、点数に目を落とし彼は呟く。

「ロン」

ボス福田、討ち取ったり!
侍、待望の初トップ!

7回戦結果

1位 侍     +58.6
2位 チルドレン +16.0
3位 月輪会   ▲24.0
4位 トオルズ  ▲50.6

【8回戦】皇帝と化した陶山に狼、熱男、腐ってもが挑む!

ここまで個人成績100を超える皇帝陶山が再び登場。
他チームは、トップで勢いに乗る吉武、ウルフ松石、6回戦からの勢いの続く福岡で迎え撃つ!

この試合も序盤からペースを握るのは皇帝陶山
まるで息を吐くかのように、当たり前に上がり続けてトップ目。

ウルフ松石も皇帝に噛みつくも、皇帝の鎧に牙が通らず放銃に回る。
福岡も闘魂リーチを武器に挑むも、皇帝には届かず…。

しかし、この男は違った。
腐った吉武じゃない。腐っても吉武だ。

どちらにしても結局は腐っているけど、そんなことは関係ない!
皇帝が弱らせた狼と熱男から点棒をむしりとり、陶山と直撃トップの条件でオーラスに持ち込む!

吉武、5200テンパイ。
待ちは間6ピン。

陶山から出れば…。
祈る侍メンバー。

しかし、そんなに脇の甘い男ではなかった。
確実に安全牌を選び防御に回る。

長いテンパイ。
もう5時間くらいたった気がするが、実際は3分位だった。
狼の手からこぼれた当たり牌をあがって吉武2着。

終わってみれば、またもや皇帝陶山の一人舞台だった。

福岡は苦しい展開が続いたが、明日(20日)のゴルフでリフレッシュして次回の活躍を期待したい。

8回戦結果

1位 トオルズ   +60.5
2位 侍      +17.4
3位 月輪会    ▲23.3
4位 チルドレン  ▲54.6

【9回戦】愛する女に捧げるハネツモトップ!

陶山のトップでチームポイントを大きく伸ばしたトオルズはリーダー中村。
連続連帯と勢いにのる侍からは中岡。この流れにのって実力以上の結果を出したい。

月輪会からは本日2度目の投入となる三坂。
チルドレンからは「中岡はもはやカモ」とフリーでも相性が良いと語る岡。

東1局。ドラは2ソー。
中盤、中岡の2ソー切りに岡がポンを入れる。

場に緊張感が走るも、中岡が赤5ピンをつもり500.1000の出あがり。
流れは間違いなく侍にきている。

しかし、中岡が岡に鳴かせたあと、仕上げまで行ってマンガン放銃。
ざるおかの名は伊達じゃない。ぬるすぎる一打である。

トオルズ中村もマンガンツモ上がりを行い、トオルズVSチルドレンな感じだ。
細かい上がりが続き南3局三坂の親。中岡の点棒は早くも1万点を切っており「ひらたいむ」突入寸前。

※侍豆知識※

1節でダブ箱になった平田侍。
ここから、箱下のことを侍では「ひらたいむ」と呼んでいるらしい。
仲間を徹底的に煽っていく、これが侍スタイルだ!

しかし、ここで中岡に逆転の大物手。
配牌時からソーズが12245689と一通が見える。

その後、連続で3ソー、7ソーと引き入れ、並べるだけで一通完成。
さらには、ドラの2ピンを重ねてテンパイ即リー!

一発で2ピンをツモれば倍満まで見える!
が、あっさり親の三坂に放銃。

放銃が止まらない中岡。
もはやラス確定!に見えた南3の中岡の親。

間7ピンでリーチをかけた中岡に対して「中岡はカモ」と語る岡が追っかけリーチ。「生きた心地がしなかった」と振り返る中岡であったが、トオルズ中村が後筋になった7ピンを切って7700放銃。

これで三坂直撃で2着浮上まで見える形となった。
しかし、この放銃で火が付いたのか、オーラスになると中村の気合が卓上に舞う。

「俺はトップを取って真鍋かおりと結婚するんだ!」

好きな女優は真鍋かおりと語る中村が愛の力で3000.6000のハネツモトップを決めて、7戦目の個人ラスを帳消しにするトップを取って試合終了。

9回戦結果

1位 トオルズ  +50.4
2位 チルドレン +10.2
3位 月輪会   ▲15.0
4位 侍     ▲45.6

【10戦目】オリハルコンの牙。

10戦目は稲妻ラウンド。
各チーム、エースを投入。

トオルズは皇帝陶山。
チルドレンは中洲のトランプ福田。

なぜ、福田は中洲のトランプなのか?
筆者は全く分からないが、某月輪会のY浦から脅されて書いている。

侍からは優勝請負人白石。
月輪会はウルフ松石。

ただ、この2名はそれぞれ1戦目、3戦目で皇帝に敗れている…。

この局は序盤から白石が「リッチ、ツモ!」で細かく点棒を稼いでトップ目に立つも、まだまだ点差はないに等しい。それにしても、今日の白石はよくリーチをする。

稲妻リーグの「リッチ超人」の名前が欲しいのだろうか。
試合が大きく動いたのは、東4の白石の親。

ハネマンの見える手が入り「これが決まればもらった」と思っていたことであろう。しかし、なかなか1シャンテンからが進まない。その間に後ろからやってきたのはウルフ松石。

ドラドラ赤の手を作り上げて先制リーチ。

「今日のウルフは牙を抜かれている」

そう思ったのか、白石は7曼をノータイムでツモ切るが、これがウルフの当たり牌で12000放銃。

ウルフ松石、まずは侍白石を仕留めた。
その後、南場に入ると再びウルフの牙が卓上を襲う。

この半荘。元気のない福田は追わず獲物を皇帝陶山に絞ったようだ。
しかし、狼の牙は皇帝には届かない。誰もがそう思っていただろう。

皇帝陶山もその一人なハズ。
ただ、それは勘違いだった。

僅か一瞬の隙をついて狼の牙が皇帝を捕えた。

「おい、若造、牙は牙でもこれはオリハルコンの牙だ」

9回戦が行われている間、退屈そうにあくびをしていたウルフだったが、なんとゲーム「ドラゴンクエスト」で最強の武器と言われるオリハルコンの牙を装着していたのだ!これで皇帝の点棒は6000点台となり、箱下が見える。

この一撃で勝負は決したに見えた…が。
オーラスの白石の親。

さきほど、松石に仕留められたハズの白石ではあったが、残る力を振り絞り親で連荘。
これが噂に聞く「しらしらタイム」なのか。

気付けばトップ目の松石までの点差は3000点弱。
しかし、最後は全員ノーテン終局で月輪会が初戦に続き稲妻ラウンド2連勝とした。

10回戦結果

1位 月輪会   +93.1
2位 侍     +30.3
3位 チルドレン ▲38.5
4位 トオルズ  ▲84.9

第三節の見どころ

【チルドレン】背後に迫る侍を振り払えるか!?

2節は麻雀をせずに雀荘でデリヘルの話を楽しそうにしていた藤田がチーム浮上のきっかけ。活躍次第では「豪運ファンタジスタ」から「素股ファンタジスタ」に名前を変えてあげたい。

【トオルズ】皇帝陶山の連投で意外とピンチ!?

2節が終わって早くも5戦に参加した陶山。この後を考えると出場機会も限られるので、次節以降はポイントを稼げる可能性は低い!?しかし、アイツが返ってくる狂犬改め「麻雀サイコパス」の異名をチームメイト山本からもらった田村に期待したい。

【侍】出るか!ひらたいむ!

白石、吉武の復調と明るい話題の多い侍だが、中岡が踏ん張らないことには浮上は厳しい。両エースの負担を軽くすべく平田も頑張りたいが…チームメイトは「ひらたいむ見たい」と語っているようだ。

【月輪会】ウルフに次ぐ稼ぎ頭がカギ!

2位につける月輪会だが、ポイントの多くはウルフ松石が敵の喉を食いちぎり稼いだもの。山浦、吾郷、三坂がポイントを稼ぐことが出来れば、トオルズを一気にまくれるだろう。

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