【対局結果】稲妻リーグ第3節 2019年1月9日【11~15回戦】

年が明けた2019年1月9日。
卓越した麻雀スキルを持つ者だけが参加する稲妻リーグ第三節が福岡市六本松のマドンナで開催された。マドンナのママは今日も綺麗だ。

二節終了時点では、相変わらずトオルズがトップ。しかし、早くも皇帝陶山が5戦消化しており、ここからは今までのように点数を稼ぐことは難しい状況なのだが…
遂にアイツがやってきた。狂犬田村が遂に稲妻リーグ初登場!

果たして気になる結果は如何に…!

【11回戦】早速放銃ヒラタイム!今日も箱下日和か!?

独走態勢に入りたいトオルズは早くも初参戦の田村が出場。月輪会は未だ良いところのないチャンピオン三坂。チルドレンからは豪運ファンタジスタ、素股大好きの藤田。
そしてダントツラスの侍からは、箱下系男子の平田が登場。
平田はなんとか1節のマイナスを取り返したいところだ。

2019年初上がりは狂犬田村。
やはり、この男は持っている。

最近、フリーで勝てないとか、あがれないとか言っているが、三味も良いところだ。
その後、早くも平田が放銃。まさか、もうヒラタイムに入っているのか!?

しかし、今日の平田は一味違う。
ポンチーポンチーで細かい上がりを重ねてトップ目に立つ。

東場が終わって全体的に小場の印象。
南1局、三坂の親。

1500など小さいあがりを重ねて微差ながらトップに躍り出た。
その後も、小場となり、オーラスでは、1着三坂、2着平田だが一あがりで点差が大きく動く状況だ。

ここでトップの三坂にはタンヤオ系の手配が入る。
積極的に仕掛けをいれるが、上家の藤田は全くしぼらず泣かせ放題。

侍の某中岡よりザルじゃないのか、この男。
結果、三坂がツモあがり、待望のトップを手に入れた。

そしてラストはまさかまさか狂犬田村。
とは言え、2万点はキープで最少失点に留めた。

11回戦結果

1位 月輪会 +51.8
2位 侍   +7.7
3位 チルドレン ▲19.6
4位 トオルズ  ▲39.9

【12回戦】今日も松石は狼だった。

狂犬田村がまさかのラス。
月輪会との点差もなくなってきたトオルズは山本を投入。
対する月輪会はここで一気にトップに立つべく、ウルフ松石。

2019年はプラス発進した侍は優勝請負人の白石。
ただ、この日の昼間のフリーで中岡のゴミ待ちにあっさり放銃するなど流れは良くない。
そしてチルドレンからは闘魂フルスロットル福岡竜馬。

彼が卓に入った途端、室内の温度が10度あがったのは、誰もが気付いたことだろう。
東場は静かな立ち上がり…と思いきや山本があがりまくり4万点持ちのトップに立つ。

田村がこけても周りがサポートする。
実に優れたチームワークだ。

しかし南2の白石の親で事件は起きた。
白石は萬子の形が

1356のイーシャンテン。
あっさりと間2萬をつもり47萬待ちのホンイツ12000確定。
直後、山本がツモ切りした4萬が刺さり白石がトップに躍り出た!

さすが優勝請負人。持ってる男は違う。
次局、流れるように69ピン待ちのテンパイを入れた白石。

「手牌があがりたがっている」

と彼は思っただろう。
しかし、一向にツモれない。

そうこうしている内に…

「闘魂リィィッィイッィィチ!」

と上家の福岡から追いかけリーチ。
その後、めくり合いが続くも一向に決着がつかない。

「ハァ~」
「ンッ!」

白石と福岡のため息が卓上にこだまする。
そして、なぜか降りている松石も「ハァ~~」と一息。

「とりあえず言ってみた」

とボソリ。
可愛い。これがギャップ萌えってやつか。
いや、狼萌えが正しいのかもしれない。

全員が麻雀プロのM上さんやH原さんなみの吐息の連発。
その後、ため息合戦は続き、このまま流局かと思った矢先…

「まじか…」

白石が引いたのはドラの北。
牌が卓上に落ちた途端…さらに室内の気温があがる。

「ロォォォン!熱男~~~~~~~~~~~~8000!」

福岡のチートイドラドラに刺さり、白石トップめ陥落!
寂しい点棒状況だった福岡が一気に息を吹き返した。

誰もがトップを狙える状況でのラス前。
親はウルフ松石。

今日はここまで比較的おとなしい。
先日、風邪を引いていたとのことだが、その影響が出ているのか?

「今日のオオカミはオリハルコンじゃなくて粘土の牙だから大丈夫」

きっと、誰もがそう思っていたことだろう。
そう思っていた矢先、松石からリーチの声。

そして…

「ツモ!6000ALL!」

同卓者全員の息の根を止めるには十分な上がりだった。
その後、白石が2000.4000をあがり、2着キープで終局。

終わってみれば全ては狼の掌で踊らされていた半荘だった。
2連続トップで遂に月輪会がトップに躍り出た。

トオルズまさかの首位陥落!

12回戦結果

1位 月輪会   +66.7
2位 侍     +11.3
3位 トオルズ  ▲19.8
4位 チルドレン ▲-58.2

【13回戦】マナー強化宣言?俺、マナー良いけど?

いきなり-59.7と苦しい展開で迎えたトオルズだが、今度こそはと再び狂犬田村。
侍からは復調の気配を見せる平田が本日早くも2戦目。

ここでさらに勢いに乗りたい月輪会は変態雀士吾郷。
そして侍との差が徐々に迫っているチルドレンは中洲のトランプ福田。

実力者同士の目の離せない戦いが始まる!
繊細な麻雀で福田が徐々に点棒を稼ぎ早くもトップ目。

対する吾郷も勝負手を確実にあがっていく。
箱下系男子の平田も絶妙な鳴き仕掛けを入れて上位2人に食らいつく展開。

そして狂犬田村は…
めくり合いに負け、切り遅れた1牌がささり一人点棒のない苦しい状況だ。
これでは狂犬ではない、まるでチワワだ。

そして早くもオーラス。
吾郷、福田、平田の全員が3万点持ち。

そして、ここで平田に勝負手が入った。
ピンズのホンイツが見えるこの局面。

あがれば、待望のトップ確定といった場面だった。
しかし、ここで光ったのは上家福田の絞りだ。

厳しい牌を切るも、紙一重で平田の急所を抑えていく。
そして、牌を切る所作もパーフェクト。打牌も強くない!

これは某雀荘のマナー強化宣言を意識しているのか?

「いいえ、僕は元々マナー良いですから」

その後、見事平田の欲しい牌を抑え切り3萬単騎でテンパイ。
そして、華麗にツモあがり、ドラフト1位で指名した藤田の期待に応えるトップを手にした。

下位2チームが1.2を取り、全体的には面白くなった。
ただ、気になるのは狂犬田村の不調。

だが、麻雀サイコパスの異名も持つ田村はきっとここからのし上がってくることだろう。

13回戦結果

1位 チルドレン +59.0
2位 侍     +14.8
3位 月輪会   ▲8.1
4位 トオルズ  ▲65.7

【14回戦】ラスト侍と記憶に残らない6000ALL。

ここまで3戦連続連帯で最下位脱出が見えてきた侍は中岡を投入。
このチーム、本当に勝つ気はあるのだろうか?

中岡はここまで3.4.4と連帯率0%。
ラスト侍っていうのはラスが多いからじゃないけど大丈夫か?

月輪会はリーダー山浦が参戦。
トオルズは山本。

そしてチルドレンはトランプ福田が連戦。
誰もが福田、山本の一騎打ちになると思われたこの局だったが、ドラマは終盤に待っていた!?

東場、中岡の2019年初リーチ。

中岡「リッチ!」
福田「ロン!3900!」
中岡「はい!」

流れるような放銃だ。
これで福田が流れに乗ると思いきや、トオルズ山本が圧倒的なツモ力であがり一気にトップ目に躍り出た。

指を咥えて見ていられるかと山浦も小さな上がりを重ねていく。
福田は3900をあがった後は大人しく、元気がないが、失点をすることなく点数をキープ。

そして気になる中岡は早くも点棒が一人だけない。
しかし、南1で勝負手が入る。メンピンドラドラの5.8ピン待ち。
今度はリーチの発生でロンと言われない。

しかし、ツモれない。
このまま流局か?と思った矢先に「ツモ500ALL」と山浦がツモあがった。

待ちは258ピンと絶好!
思わず福田が…

「なんでリーチせんかった?」

と聞くと…衝撃の一言。

「だってフリテンだもん」

しかし、山浦の河にはどこにも258ピンは見当たらない。
流石、月輪会のボス。

凡人が見えない何かが彼には見えているようだ…。

親で連荘したい中岡だったが、あっさり親が流れて早くも試合終了の雰囲気。

もう役満をあがるしかトップの可能性はない。
しかし、そんな都合の良い話はないのだが…

南3山本の親。
この時、中岡の手牌は7種。
頑張れば国士が見える。だが、遠すぎる!

が、侍は諦めていなかった。
迷うことなく国士に向かうも早くも1ピン、北、白が3枚切れ。

「終わった」

きっと、誰もがそう思ったことだろう。
しかし、奇跡の鬼ツモで1ピンを引き入れたが…

ここで親の山本からリーチの声。
次順、中岡のツモはラスト北で国士テンパイ!

ラスを引くからラスト侍じゃない。
ラス牌を引くからラスト侍だ!

白はリーチ者山本の河に3枚。
そして、中岡は2順目に発を切っており、生意気にも迷彩を仕掛けていた。

出るか稲妻リーグ初役満!
しかし…

「ツモ!6000ALL」

と山本のツモ上がりで侍の夢は途絶えた。
会場からはため息が漏れた。

「次の牌は…?」

というギャラリーの声でめくった先にいたのは白。
山本よ、なぜ、ツモ切りしなかったのだと筆者は思った。

最後は山浦がマンガンツモあがりで2着浮上で終局。
それにしても大崩れしない山本は強い。

ただ、正直普通すぎて筆者的にはつまらない。
普段は破天荒は言動の目立つ彼だが何故か稲妻リーグでは普通すぎる。

もう少し見られていることを意識して稲妻リーガーらしい行動を今後は期待したいところだ。

14回戦結果

1位 トオルズ  58.6
2位 月輪会   10.0
3位 チルドレン ▲10.8
4位 侍     ▲57.8

【15回戦】稲妻リーグに暴君現る。

連続連帯が途切れた侍は腐っても吉武が登場。
トップを取れば2節に続きプラスで3節を終えられるトップ縛りだ。

トオルズは、不調が目立つも田村が志願の登場。
「チワワなんて言わせない」と目が血走っていたのが印象的だ。

月輪会からは吾郷が今日2回目の登場。
そしてトオルズは再び闘魂福岡を投入した。

東場から吾郷の親リーチが飛んでくる展開。
地震雷火事親リーだから、普通はいけない。

が、しかし!
こいつだけは別だ!

狂犬田村が跳満確定のリーチで追いかける!
そして、これに打ってしまったのが福岡。

「ロン!12000!ワオ~ン!」

遂に田村が吠えた!


でも、もう一度言わせてほしい。

最近、フリーで勝てないとか、あがれないとか言っていたけど、あれは何?
もっと言えば「安い手しかあがれないって言ってた気もするけど?

これ、三味じゃない?
これで勢いに乗りたい田村だったが、やはり本調子ではないのか、直ぐに点棒がなくなる展開。

福岡、吾郷が上がる展開が続いて気付けば早くもラス前。
放銃もしないが、あがりもしない。そう、彼の名は吉武祐一。

ここまで大人しくしていた男が遂に本気を見せた。
4000オールから始まった怒涛のマンガンタイム。

これぞ卓上の暴君。


そのきっかけになった手順を振り返りたい。

三四 ④④④⑤⑥⑦⑦⑦  二二二

という形でドラは④
※漢字=萬子 ○=ピンズ

二五待ちだが、既に二は鳴いている。
三、四も枯れてて上がり目がないように思えた。

そして、彼がツモったラス⑦。
考える吉武。アイスアリアリを飲む吉武。

彼の下した決断は⑦暗槓。
そして、ツモったリンシャンに手を伸ばし、彼は甘い声で呟いた。

「ツモ」

選択を間違えず、しっかり上がる。
これが腐っても吉武と呼ばれる所以か。

これでトップ確定かと普通なら思える。
しかし、ラス親は闘魂フルスロットルの福岡だ。

箱下から驚異の爆発力で2着へと浮上したあの半荘は誰の記憶にも新しいだろう。
そして、その親で入った手はなんとドラ3!

やはり、持っている男は違う。
このまま再び8000ALLのドラマが生まれるのか?

が、しかし…
そうはさせまいと牙の折れた狂犬が渾身のリーチ!

「あの田村が安いリーチをするはずはない」

そうは分かっていても福岡は立ち向かう!
が、しかし、田村が2000.4000のツモ上がりで復活を予感させるあがりを決めた。

15回戦結果

1位 侍     +81.0
2位 チルドレン ▲4.5
3位 トオルズ  ▲27.0
4位 月輪会   ▲49.5

第四節の見どころ

【チルドレン】迫る侍を交わす秘策を見つけられるか?
全メンバーはいまいち波に乗り切れていないトオルズだが、安定した成績を残している岡が控えているのが強み。3節は出番がなかった岡が今後のキーマンとなるだろう。

【トオルズ】狂犬の復活がチーム浮上の絶対条件!
想定外の不調だった田村が本調子を取り戻すかがカギ。また、3節温存した陶山を4節投入は間違いなく、ここで皇帝が皇帝らしく戦えるかも大きなポイントになってくるだろう。
中村さんはどうでもいい。

【侍】全員で中岡の尻拭いをすれば良いんじゃね?
チームのお荷物となっている中岡のマイナスを頭に入れて全員がトップ取れば優勝も見えてくる。ただ、中岡も白石の指導のお陰で最近になって「麻雀は4面子1雀頭を作るゲーム」を覚えたので、とりあえず1mm位は期待したい。

【月輪会】もう、狼が出てればいいと思うの。
勝つところで勝つ。セコム以上に安心感のあるウルフ松石の毎度毎度の活躍で遂に首位に躍り出た。山浦杯チャンピオンの三坂も待望のトップを取り、吾郷も安定した成績を残し、リーダー山浦も点数を稼いでいる。この調子で頑張りたい。

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