【対局結果】稲妻リーグ第5節 2019年2月13日【21~25回戦】

2019年2月13日。
卓越した技術を持つ者たちだけが参加できる稲妻リーグの第5節が福岡市六本松にあるマドンナで開催された。ママは今日もキュートだ。

前々回、月輪会がトップに躍り出たものの、前回には見事トオルズが首位の座を奪い返した。今節の見どころとしては月輪会がトオルズを再び捲るか、そして、侍がチルドレンの背中を捕えられるかといったところだろう。

【21回戦】美しすぎたゲームメイク!男・白石の本気に酔いしれろ!

21回戦はまるで稲妻ラウンドかのような豪華なメンツが揃った。
トオルズは確実に成績を残す山本、月輪会はいきなりウルフ松石。

後がない侍はエース白石を投入。
そしてチルドレンは相手が強者であればあるほど、モヤらせることを得意とする豪運ファンタジスタの藤田が満を持して登場。

さて、気になる勝負の行方は…!?

東1局。
藤田の親。

いきなり白石が満貫ツモ上がり。
前節では2連続ラスでここでラスを引くと個人成績最下位まで見える状況の男が大きな上がりを決めた。

その後は白石の300.500.
藤田の1300.2600と小さなあがりが出て東場は終了。

そして再び藤田が親の南1局。
ここで藤田にドラドラの手が入る。

形も悪くない。
さすがは豪運ファンタジスタ!

が、しかし…!
300.500をあがることに定評のあるトオルズ山本が必殺「さんびゃくごひゃく」をあがって、藤田の親を流した。

東1の満貫以降、大人しかった白石だったが南場の親で4000ALLを叩き出し点棒にも余裕が出てきた。決める時に決める!これが優勝請負人と呼ばれる所以か。

これで白石のトップは確実かと思いきや…
そうはさせまいと山本が親番で意地を見せる。

リーチからの即ツモで4000ALLを決めた後、
その後も連荘して南3-3本場でも先生リーチ!

これが山本タイムか。
他者を寄せ付けない圧倒的な力で子どもたちを押さえつける!

しかし、それを黙って見ているようなメンツではないのはご存じの通り。
そう、ここまで静かだったあの男が遂に牙を剥く。

「トオルズ、お前らの1位は俺が許さんよ」

親リーに対して松石が追いかけリーチ。
このリーチ対決を制したのは…

ダマでこっそり勝機を伺っていた白石だった。
藤田から3900出あがり。

普段なら

「リーチ棒2本ついてうれちー!」

とおどける彼もここは静かだった。
迎えたオーラス。

点棒が2万点を切り、ラス目の松石の親。
手負いの狼とはまさにこのことか。

しかし、ここで何事もなく終わるような男であれば狼と呼ばれていないだろう。
3着の藤田から2900を出あがり順位をあげる。

そしてすかさずリーチをかける松石。
終わらない親番が幕をあけるのか…?

が、しかし…
松石の待ちは間3ピン。

なんと山には…0枚!
藤田が4枚持っていた…。

この隙に白石が3900をあがり念願の稲妻リーグ初トップ!
3位のチルドレンともトップラスを決めてチームとしても個人としても嬉しい勝利となった。

21回戦結果

1位 侍     +75.1
2位 トオルズ  +5.9
3位 月輪会   ▲26.1
4位 チルドレン ▲54.9

【22回戦】卓外の福田がおおはしゃぎ!そのワケとは?

トップを取った侍はその勢いのまま白石が連戦。
ラスを引いたチルドレンはここまで安定した成績を残している岡。

そして、侍に退治された松石の敵を討つべく月輪会からは組長山浦が鬼の形相で卓についた。

そしてトオルズはリーダ中村が登場。
今日もマスクが似合っている。

東1局、中村の親。
他チームとしては、トオルズの親は直ぐに流したい状況にもなっているが、ここで白石が前戦の勢いのまま親被りさせる満貫をツモあがった。

流れは圧倒的に白石だ!


しかし、すかさず中村が1300.2600をあがり点棒を回復させていく。

迎えた東3局。
中村の先制リーチに対して岡が追いかける!

そして、ここにロケットを担いだ山浦が3軒目のリーチ!
が、三者決着つかず流局となったのだが、この流局がまさかの事態を呼ぶことに…。

東3局1本場。
軽快に山浦が役牌を仕掛ける。

手牌にはドラがトイツ。
小技も使えるロケット使い。
山浦の技術が光った瞬間でもあっただろう。

ただ、これが最終系ではないとこの男は知っていた。
なんと3枚目のドラを持ってきて満貫手に仕上げる。

「俺のロケットに吹き飛ばされたい奴はどいつだ?」

そう思って場に放った5ピン。

「………」

今、ロンと聞こえたような気がするが、聞き取れない。
だが、中村が手配を倒している…。

メンチン、ピンフ、イーペーコー、赤。
なんと山浦のロケットを避けての倍満。

東4局、白石の親。
ここでは岡が先制リーチを仕掛けるも、

「このガキィ、痛い目みせたるからな」

と無筋連発で攻撃をしかけるも流局となった。
攻撃にいくも、なかなか実らない山浦にとって苦しい展開が続くが、この相手の隙をついたのが侍の白石。

山浦からマンガンをであがる。
そして、遂に出てしまった山浦の黒棒。

「山浦棒と名付けよう!」

卓外で大人しかった福田がおおはしゃぎ!


少年のような笑みを浮かべて喜んでいた。

リーチは全て決まらず、点棒だけが減っていく苦しい展開の山浦。
並の人間なら心が折れてもおかしくないが、そんな精神では月輪会の組長は務まらない。

「お前ら、俺の背中、よぅ見とけや!」

とハネツモリーチと攻撃の手は緩めない!
が…ここでもリーチは不発。

最後も中村に3900を放銃してしまい、終局となった。
この半荘では山浦から点棒をむしりとった中村がトップ、白石はオーラスの親にリーチをしかけるも、惜しい二着となった。

22回戦結果

1位 トオルズ  70.5
2位 侍     14.5
3位 チルドレン ▲17.4
4位 月輪会   ▲67.6

【23回戦】悲劇のサンドバック状態になった彼は何を思うか?

連続連帯で勢いに乗る侍は「貯金は十分」とここまで4連続ラスの中岡が師匠白石の後を継いで登場。チルドレンはお馴染み闘魂フルスロットルの福岡。

トオルズは、ノリに乗っている男、狂犬田村。
今日もワンワンタイムは炸裂するか?

大きなラスを引いた月輪会からは「チームのために!」と最近、夜な夜なフリーで勝負勘を取り戻すべく努力する吾郷。

東1局からいきなり狂犬がリーチ。
既に目が怖い。獲物を狙っている…。

だが…

「お前のところのマスク君、俺の組長から倍満あがったよなぁ?」

と吾郷が着々と手を進めてリーチ者の現物5ピン待ちでテンパイ。
ここにザルすぎる1打で中岡があっさり吾郷に9600放銃。

東1局1本場。
福岡が早めに東を仕掛ける。

そのご静かに順目だけは過ぎていき、各者着々と手を進める。
ここで中岡が引いたのは生牌の発。

好形のイーシャンテンだが、一瞬手が止まる。
が、ツモ切って場に放たれた…その瞬間!

「熱男!8000!」

と福岡の闘魂エンジンがフル稼働。
中岡にとって、痛すぎる連続放銃となり東2局にして早くも点棒は1万点を切った。

この試合、吾郷と福岡の一騎打ちになるのか?
いいや、そんなワケはない!

「中岡の放銃で俺のリー棒が無駄になった!」

と怒る田村がタンヤオチートイ赤赤の親マンテンパイ。
ここに振ってしまったのが、たった今あがったばかりの福岡。

これがワンワンタイムの狼煙となるのか!?
いつもなら、そうに違いない。

だが、この流れを断ち切るべく動いたのはまさかの中岡。
痛い放銃が続いたが、最近は師匠の伝授した「白石システム」のお陰でセットでも皇帝陶山を相手に3連続トップを取るなど、成長を予感させる男が2戦連続連帯を果たした師匠に続けと高め三色の先制リーチ!

だが、このリーチで一つギアを上げたのが福岡。
失った点棒を回復すべく追いかけた!

そして、ロン牌を中岡が一発で掴み8000放銃。
熱男再び!


卓に出される黒棒。
連続の熱すぎる放銃で灰と化した中岡。

そして、この半荘、9600、8000、8000ともはやサンドバック状態の中岡。

「次、放銃したら帰るまでありますよ?」

と実況がいたら言っていることであろう。
その後、田村が吾郷から8000を直撃してトップ目に。

だが、直ぐに取り戻すのが精密機械の吾郷。
親番で2600ALL。
田村から2900を奪い返して2着安泰の位置に付けた。

3着目の福岡はラス親で4000ALLをあがり、得意の大外直線大捲りを決めるかと思われたが、卓上のATMと化した中岡がアッサリと田村に放銃して終局となった。

トオルズ2連勝!
侍中岡、絶賛5連続ラス中!

23回戦結果

1位 トオルズ   +64.1
2位 月輪会    +15.3
3位 チルドレン  ▲10.7
4位 侍      ▲68.7

【24回戦】中洲のトランプ、スナイパーと化す。

本日稼いだ白石の貯金があっとう間に底を尽きかけた侍はもう後がない。
中岡の借金は吉武が返す黄金リレーで3位のチルドレンを狙うのが普通だが「もう、今日の放銃は終わったから後はあがるだけ」と中岡がまさかの連投。

月輪会は前戦で良い感触に仕上がってきた吾郷。
トオルズは、バランスの良い打ち手である山本が本日二度目の登板。

そして、侍とのラス争いが熾烈になってきたチルドレンは大将こと中洲のトランプ福田が満を持して卓についた。

この試合、いきなり山本が満貫をツモ上がる。
その後は中岡から7700を直撃して2連続あがり。

勢いの止まらない山本は親番でも先制リーチ!
見事に6000ALLをあがって序盤で早くもトップを確実のものとした。

終わらない親番。
山本タイムの幕開けかと思いきや、中岡が700.1300で親を流した。
とは言え、点数に余裕のあるトオルズ山本。

この試合で大トップを取られると他チームは追い込まれてしまう…。
そこで動いたのがチルドレン、中洲のトランプ福田。

ダマで静かにテンパイして、あとはその銃口を山本に向ける…。
親番で5800、2400と山本を狙い撃った!

中洲のトランプ、女を落とす要領で山本をトップから落とそうと試みたのだ。
南場に入った段階では、どのチームも十分にトップを狙える位置。

ドラは東。
吾郷の6ピンチー。の仕掛けが入る。

迎えた終盤…。
中岡がドラの東を切って勢い良くリーチを仕掛けるが、これが吾郷に刺さり手痛い12000放銃。今日の放銃ストックはまだ残っていたようだ。

その後、各自細かく加点するも、最後は圧倒的ツモ力を持つ山本が2000.4000で試合を決めた。

24回戦結果

1位 トオルズ  +66.0
2位 月輪会   +17.0
3位 チルドレン ▲27.3
4位 侍     ▲55.7

【25回戦】チャンピオン、防衛なるか!?

中岡→吉武の黄金リレーで侍は腐っても吉武。
月輪会は前節でトップを飾ったチャンピオン三坂が防衛を狙う。

チルドレンは藤田を投入予定だったものの、中洲に消えた為に岡が緊急登板。
そしてトオルズはここで皇帝陶山が卓に付いた。

前戦とは変わり、東場は静かな立ち上がり。
吉武がテンパイ料を細かく稼ぎトップに立つ。

しかし、卓上に置かれた供託を三坂が狙い細かいジャブのような上がりですかさず回収して、トップに躍り出た。

「あとは基本を忠実に戦えば良い!」

三坂はきっとそう思ったに違いない。
だが、彼には一つ不安材料があった。

それは、上家に座る皇帝陶山だ。
大人しい。無駄に大人しい。

皇帝がこのまま終わるわけが無い!
そう思った矢先、ついにやってきた陶山からの親リーチ!

が…これをあがることが出来ずに、皇帝リーチはまさかの不発。
その隙に三坂は岡から出あがり大きく加点に成功。

その各者責めはするものの、チャンピオンに拳は届かず三坂がトップで終了。
二着は序盤の点数をしっかりと守った吉武。

この半荘、手が入らず苦しい展開だった陶山も3着と傷を最低限に留めた。

25回戦結果

1位 月輪会   +64.5
2位 侍     +9.6
3位 トオルズ  ▲22.2
4位 チルドレン ▲51.9

【第6節の見どころ】

【チルドレン】最終兵器藤田の連投で大捲りを狙う!

遂に4位となって後がないチルドレン。
しかし、リーダー藤田の半荘回数が残り6回も残っている!ここからは浮上するだけ、頼むぞ豪運ファンタジスタ!

【侍】優勝を諦めない吉武が出した秘策に期待!?

中岡「もう次節から僕が入院したら、チームポイントはプラスになりますね」
吉武「いや、入院じゃなくて死ねばいい!」

本当にあった怖い話です。
これが参謀長吉武の作戦!

【トオルズ】見えてきた優勝カップ!チーム一丸となって死守できるか!?

今節で大きく加点したトオルズは大きなラスがなければ、優勝が見えてきた。
とは言え、残り15戦残っている以上は、何が起こるか分からない。徹がマスクを取った時、何かが起きる!?

【月輪会】狼の復調がチーム上昇のカギを握る!

前節からオリハルコンの牙を失ったウルフ松石の調子がイマイチ。鉄砲玉の三坂が頑張ってはいるが、トオルズを仕留めるにはやはり狼の牙は必要だろう。そして「最新のロケットを仕入れてくる」といって闇に消えた山浦の活躍も欠かせない。

【番外編】5節終了後、白石、中岡、松石、野口でセットでのやりとり。

■ そりゃないよ師匠~

中岡「白石さん、トレーナー代もらっていいですか?」
白石「え?このセットの負け分に充当すればよくない?」

まだ開始前なんですが…

■ ウルフ松石、中岡侍に敗れる

中岡「ロン!7700!」
松石「きゃいーん」

続けて…

中岡「ロン!12000!」
松石「この人たちつよい~(藤田の真似)」

■ こうして俺はセット無敗の男になった

松石「泣きの半荘ありに決まってるやろ?」
野口「………(俺、明日朝早いのに…)」

勝つまでやる、それが狼のポリシー。

■ 荒ぶる狼

白が河にならんで…

松石「これ、お前のせいやからな!(中岡を指して)」

待ちを変えた途端ロン牌が出て…

松石「もっとはよぅ切れや!(中岡を指して)」

■ なんで、それが出来ないかなぁ~?

6半荘で浮きになった中岡に対して…

松石「それ、なんで稲妻リーグでできんと?」
白石「中岡君は、狙ってラス取ってるだけやもんね!」

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