やけいしい●石

「やけた!ばりやけよ!」

卓上に怒号が飛び交う。
というのは少し前の話。

最近は、やけすぎる人材が多すぎて…

「やけいしに白石」

というフレーズは滅多に聞かれなくなった。
誰もが認める稲妻リーグ最強の一人。

彼の名は白石宏司。
面倒見が良く、誰からも好かれる人物である。

そんな彼が麻雀を覚えたのは、今から約30年前の小学校5年生の頃。
父親が見ていた麻雀放浪記の映画を見て

「やべ、超かっこいい!」

と思い、その後は、片山まさゆき氏のスパーヅガン、ぎゅわんぶらぁ自己中心派を読み、自然と麻雀を覚えていった。その中で、麻雀放浪記の登場人物の物まねをする珍しいこどもでもあった。

そんな彼の1日は、麻雀から始まる。
大体、毎日セット。

セットの無い日は、フリーでやける日々。
とは言え、そんな麻雀漬けの毎日を送っている彼には麻雀以外の趣味があった。

「将棋」

実は、大の将棋好きでAbemaTVの将棋チャンネルに夢中でもある。
でも、やっぱり麻雀。

普段から人に対して毒を吐きまくっているものの、その裏では…

「正直、みんなそれぞれの強さがある」

と圧倒的実力を持ちながらも、他者を認める器量の大きさを見せる。
麻雀の世界に身を置きながら、麻雀で人を判断することなく、全てを認める。ここに彼の人格の素晴らしさがにじみ出ている。でも、やける。

さて、そんな彼の稲妻リーグの思い出は、中岡と一緒に立ち上げた2018年11月頃になる。夜中、フリーが終わって雑談をしている中で、なんとなく…

「チーム戦やろうか」

といった話になり、その翌日には詳細が決まってトントン拍子で開催になったことは、彼の記憶にやきついているようだ。でも、やける。

麻雀に関して言えば、オーラスで中単騎をツモって同点トップを獲ったこと。今まで数多くのトップを獲っている彼ではあるが、この時のトップは格別らしい。また、放送対局で四暗刻単騎をあがったのも思い出のひとつであろう。

1期では、少し物足りない成績、2期では個人総合優勝を獲得して、3期はチームリーダーとして望んでいるのだが、その中で彼は何を思うのか。

チームについてコメントするかと思いきや、参加者が稲妻リーグに対して真剣に取り組んでいる姿が嬉しいようで、理不尽が目立つ麻雀というゲームにおいて、各々が成長していく様子を見るのが彼の楽しみの一つになっているらしい。

そして、運営のひとりとして、今後、稲妻リーグを大きくして「九州と言えば稲妻リーグ」と言われるように発展したいと彼は語った。そして、やける。

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