【Mリーグ観戦記】10月29日 赤坂ドリブンズ丸山奏子選手デビュー戦!

ドリブンズ秘蔵っ子『丸山奏子』遂にMリーグデビュー!
~可愛さに隠された鉄メンタルと鋼の意志にシンデレラの可能性を見た~

~はじめに~

本記事はMリーグ観戦記と思わせた単なるまるこファンのまるこ観戦記です。

2019年10月29日。
15:25。

私の携帯が震えた。
直後、私も震えた、

携帯を見るとMリーグ公式アカウントから本日の先発メンバーの通知があったのだが…

「丸山奏子選手」

の一文字。

「マルコォォッォォォォォォ!」

と私は思わず叫んだ。
丸山選手、いやまる子のことを知らない人の為に少し解説しておこう。
彼女は、プロ三年目にしてMリーガーに抜擢された26歳のメガネっ子。

日本最高位戦プロ麻雀協会に所属。
北海道出身の道産子である。

尚、彼女は「ひとり○○」に平気でいけるタイプで、一人焼肉、一人カラオケ、一人アスレチックもお手の物。

と、こんな風に出だしからまる子熱120%で書くと筆者がまる子のストーカーのように勘違いされる危険性があるので、弁解すると、上記はwikiや熱闘Mリーグの情報である。

ただ、私は彼女がMリーガーに指名される前から知っており、かなり応援していたので、その辺りの知識は一応あるつもりだ。

さて、そんな丸山が初戦で対峙する相手だが…

EX風鈴火山…滝沢
KONAMIファイトクラブ…佐々木
渋谷ABEMAS…多井

の三人。
いや、しょっぱなから辛すぎないか?

私が丸山の立場だったら「すいません、今日お腹痛いんで」と逃げるところだが、丸山は、この対戦に武者震いが止まらないようだ。三者を食べ物に例えて「食べる気マンマン」の様子。

食うか食われるか。
過酷な勝負の場で、丸山はどんな戦いを見せるのか?

そして、遂にその時は来た!

はい、可愛い。

尚、本日は選手入場の前に、丸山のインタビュー映像が流れた。
要約すると…

「昨年のMリーグチャンピオンチームに選ばれた現実を最初は信じられなかった。今日まで、日々対局を見返して、質問して準備してきた。短い期間だから完璧ではないけど、ドリブンズは唯一連覇の権利を得ているチームで、力になれるように成長していきたい」

とのことだ。
そして、全国のまるこファンが待ち望んだ入場。
表情は硬い。

でも、かわいい。
そして、こちらはイケメン。

この半荘、丸山は東家スタート。
記念すべき1局目の配牌はコチラ。

出来面子はなく赤もなければドラもない。
手役を追って123が本線になるだろうか。

さて、ここから丸山は何を切るのか。
選択は中。丸山のMリーグ記念すべき第一打は中となった。

そんなことを考えていたのだが、次の瞬間、筆者は恐怖した。


魔王、佐々木寿人の手がドラドラ赤。

「これ、絶対リーチくるやつやん…」

その後の丸山だが、配牌時よりくっきりと123が見えてきたこともあり、形を決めて打っていく。序盤から濃い牌が河に並ぶので周りも親は早いと感じていたことだろうが、実際は苦しく、そんなことをしている内に、寿人がドラドラ赤赤の高い手になりそうな感じとなってきたが、誰よりも早くリーチの声をあげたのは越後の奇跡、滝沢。

待ちは5.8m。
だが、山には8m残り1枚という状況。

そのリーチに対して、勝負手の佐々木はというと…

しれっと無筋の2pを河に並べる。
そして、あっさり最後の8mを丸山が吸収し、佐々木が最後にテンパイを入れてこの局は2人テンパイとなった、

東2局 1本場

丸山の手配はコチラ。

東1局同様、良いとは言えない。
ここから、彼女は何を見ていくのだろうか。

佐々木、滝沢共に、早いとは言えず、3人が悪い。
3人が悪ければ、当然、良い人が1人。

そう、最速最強の多井隆晴だ。

ドラメンツが完成していて、形も十分。
直ぐにリーチが飛んでくると思っていると…

「リーチ」

7.8sを落としてのリーチが8巡目に入る。
6.9sよりも待ちの良いリーチであることは確定。

他家は怖くて立ち向かえないか!?
だが、配牌こそ微妙だったものの、見事なツモで丸山もテンパイ!

「リーチ」

リーチのみの手で追いかけることを悪と語る人もいるかもしれない。
でも、丸山はリーチ超人村上直伝のリーチを打つ。

丸山が2歳の時から麻雀プロとして活躍している多井。
このリーチ合戦は勝ちたいところだが…勝利の女神は一先ず丸山に微笑む。

丸山が高めドラの9mをツモり、裏を乗せて2000.4000を決めた。
丸山のMリーグ初あがりは満貫スタート!

東3局、多井の親番。
現在の点棒状況は以下の通り。

そして、この画像からも分かる通り、多井にチンイツの見える手が入る。
持ってる男、多井隆晴。スーパースターは麻雀に愛されている。

一方の丸山は…

中がトイツでドラの1pが浮いている。
ここで彼女は早くもドラを手放す。

打点を見て1pは残したいところだが、ドラじゃなければと考えれば明らかに不要牌。どこでドラを放すのかがポイントだったが、彼女はこの手を交わしてと見て、早めに処理した。

こういった打牌は園田に良く見られる。
ドリブンズ園田イズムによる一打と言えるだろう。

その後、丸山は3sを仕掛けての7s切りテンパイ。
巡目も深くなり、多井の手も高そうということで、佐々木が一旦は止めた9sを打ち、丸山の1000点のあがりとなった。

東4局はイケメン滝沢の親番。
丸山の手牌はコチラ。

またまた、微妙な感じ。
だが、微妙な手牌でも、ここまで丁寧に打ってあがりを拾っている丸山。
この局もドリブンズイズムの効いた麻雀を見せてくれるだろうと思っていたら、それどころではない。

滝沢の手がツモる度に伸びてくる。

だが、ここで多井が2p切りでテンパイ。
イーペーコードラドラ。

滝沢、丸山と二人が早い巡目にドラの1mを切っており、多井としても2mの間食は良いハズ。

そして、この次の丸山の打牌なのだが…

対面、多井の現物の2pを切る。
9巡目で自分の手牌が打点も早さもないということで、受けに回ったのだ。

1巡1巡でしっかりと自分の手牌を評価して、防御も考えていくバランスの取れた打ち方ではないだろうか。

この局は、多井が狙い通りの2mを佐々木からあがって南場に入った。
南1局、再び丸山の親番。

今日一の好配牌!
打点こそはないものの、早そうだし、ドラの7sを引けば、十分な勝負手になる。
が…またもや立ちはだかりそうなのが最速最強のこの男。

輝いてる、輝いてるよたかはるぅ!


ザリガニより赤いとはいかずとも、ザリカニくらいは赤い。

しかし、ここで丸山が先制リーチ!

そして多井もテンパイするが…
一先ずダマテン。

からの~絶好ツモで3.6.9m待ちの三面張リーチ!

からの~!
滝沢もチートイテンパイ!

佐々木も鳴いてテンパイ!
四人同時テンパイ!

しかし、多井が直ぐに9mをツモって2000.4000を決めてここで丸山を捲ってトップに出た。

親被りをした後の丸山の手配。

ピンズに染めるか、どうするか悩ましい。
尚、滝沢にはチャンス手。迷わずソーズに染めていく。

イケメンの染め手。
女性陣だと…

「(私を)イケメン(滝沢)に染めて!」

なんだろうなと思っていたらタキヒサコンビの佐々木から間6m待ちのリーチが飛んできた。

ドラドラ赤の大物手。
この親リーチに対してホンイツテンパイの滝沢がクールに押していく。

ファン歓喜のタキヒサ対決!
勝負はつかず二人テンパイとなった。

次局…

親の佐々木は今局も手がまとまっている。
そして、我らが丸山は…

役牌トイツが2つでソーズが多い手配。
染めていきたいが素直に打つ方法もある。

ここで、丸山は4pを選んだ。
かなりホンイツを意識した大胆な一打と言えるだろう。

この局、発をしかけてあがっても1000点。
多井には届かない。この局を含めて残り3局ということを考えれば、ある程度打点のある手があがりたいという考えではないだろうか。

常に満貫を狙っていくたろうイズムが生かされているように感じた。
少し巡目が進んで萬子ターツが出来るも、丸山は積極的に発から仕掛ける。

ここから7mを切って染め手に全力疾走!
彼女の意志を感じた一打だ。

その後、7sも仕掛けるが、まだこの形。

親が佐々木ということを考えれば、正直ここまで手牌を短くはしたくないだろう。怖いだろう。それでも、丸山は積極的に物おじせず、トッププロたちとの戦いを挑む。

だが、12巡目に試練が訪れた。

ドラである。
他三者の河も徐々に濃くなってきており、一向聴で切るのは怖い。
だが、丸山は意を決して場にドラを放っていく!

そして、次局にテンパイ!
待ちは9sと東のシャボ。

一旦、当たり牌の東を佐々木が掴んで止めるも、良い形の一向聴になったところで、東を放ち丸山の3900となる。

これで再びトップに立った丸山。
はい、可愛い!

南3局の親番は着順争いのライバル、多井。

あ、これ多井のあがりだわ…。

華麗に南、中を鳴いてテンパイ。8s単騎。
そして、直ぐに出た滝沢の8sを多井が捉えて再びトップ目に立つ。

1局ごとに各者の着順が入れ替わる激しい展開。
ここで、丸山に勝負を決められるだけの手がくる。

ドラドラである。
パイレーツ朝倉流にいうとドアドアである。

尚、筆者は最近youtubeで朝倉がアマ時代に放送していた「アサピンデス」を見ているのだが、やはりここでもドアドアと言っている気がする。また、少し話が逸れるが1年半ほど前に、朝倉とは彼のゲストで会ったことがあるのだが、とても丁寧な方で好感を持った。

さて、話を戻そう。

丸山はどんどん形が良くなる。


リッチの声がかかるのも時間の問題か。

だが…
これがMリーグの怖い所。

魔王佐々木寿人、四暗刻テンパイ。


リーチ宣言牌のドラ発を丸山は仕掛ける!

そして…

単騎待ちだがテンパイ。


3mを切るか。
それとも4mを切るか。

はたまた、一旦9sを切るか。
いずれにせよ、勝負はしなければならない。

「まるこ!4mはダメだぁ~!」

筆者は画面を見ながら叫んだが…

丸山の選択は4mで痛すぎる12000の放銃となった。
尚、このシーンでアベマのコメントを見ると…

「寿人、容赦ない」
「見逃せよ!」

という意見が多々あったが、当然見逃すはずはない。
ラス前で痛すぎる放銃となった丸山だが、ハネツモトップが狙える。

配牌も良い感じで、これなら十分に逆転トップはあり得る。


安全牌を抱えての進行も考えられるが、彼女は中を切りブクブクに構えた。

先ほどの放銃でメンタルが心配されたが、この1打で丸山はまだ大丈夫だと確信した。卓上の三者も…

「奴の目はまだ死んでいない」

と思ったことであろう。

そして、赤5pを引いてハネツモが現実味を帯びてきた。
12000放銃からのハネツモトップとかシンデレラすぎる展開だなと思っていたら、卓上にイケメンボイスが流れ、親番滝沢のリーチとなった。

この状態。


勝負はしたいけれども、辛い。
佐々木もテンパイ気配で、テンパイノーテンでラスになる。
そう考えるとテンパイを取りたいところだが、彼女は、テンパイを取るためには7pを勝負しなければいけないことを冷静に考えて、しっかりと現物で降りに回った。

この局は、タキヒサコンビのテンパイとなり2本場になる。
先ほどのノーテンで丸山はラス目になっていた。

だが、まだハネツモでトップだ!

が、辛い。


そして、滝沢がテンパイ。
センス光るダマ選択。

「あれ?まるこの7pやばくない?」

筆者は誰よりも手に汗握っていた。
危なかったが、滝沢が2pをツモって4000ALL。

一気にトップ目に躍り出た。
この4000ALLで丸山はハネツモ条件が厳しくなり、倍ツモ条件となったが、現実的な話をすると、倍ツモなんて、そう簡単にできるものではないのは誰もが知るところ。
ただ、幸い丸山の手は軽そうで、ツモ次第ではラス抜けは十分可能だし、多井からのマンガン直撃で2着浮上もある。

丸山の手がどんどん伸びてくる。

親の滝沢は防御もできるピンズに染めていく。

一打一打、意志を持って打っていく丸山。

その丁寧な一打が実り、一通ドラ3のテンパイだが待ちは3s単騎。
ツモれば3000.6000で2着浮上。
一巡後…

嬉しすぎる6m引き。これでピンフが付く。
立直をかけて、ツモれば…

倍満!!

もちろん、リーチしかない。

「リーチ!」

今日一可愛いリーチだが打点は可愛くない。
であがり裏1でも倍満で2着浮上となる。

裏が乗らずともラス回避はできるし、28000点持ちの3着ならば、十分な結果だと言えるだろう。このリーチの結末は…いかに!

ただ、この状況だとツモられてもラスに落ちる佐々木が来ることは十分に考えられるので、あがりやすいような気もする。と思っていたら、佐々木から3mが場に放たれた。

「デビュー戦は3着か」

と娘の健闘を称えようとした筆者だが、なぜか局は続いている。

「あれ、一巡回って、また寿人がツモってる…?」

まさか…
これが噂の…

伝家の宝刀、たろうの見逃しがここに来て発動!
そう、丸山は3mを見逃したのだ。

デビュー戦。
あがれなければ、ラスで終わるこの局面。
裏1乗れば2着になれるこの局面で見逃し。

「まじか…」

筆者はただただ茫然とした。
そして、他家が3.6mを吸収するたびにこの世の終わりのような声をあげて丸山のツモを見守った。

そして…

ラスト3mを見事にツモって4000.8000!
劇的すぎる逆転トップ!

シンデレラリーグでの活躍が光りプロ三年目にしてMリーガになったシンデレラ丸山の初陣は衝撃的なトップで幕を閉じた。

これが噂のシンデレラツモか…。
思わずほっと表情が緩んでもおかしくない瞬間だが、彼女は勝負師として次の半荘を見据えていた。

勝利者インタビューでは…

始まるまで不安。
今日になってみて、対戦相手分かってちょっと緊張してたけど、始まる直前に落ち着いた。
展開途中まで恵まれてて、12000打ってうわーみたいな。
ラスじゃないけど、滝沢に連荘されてラスかーって思ってた。
最後は逆転の手が入って寿人からトップの価値が大きいので、どうしてもツモりたいと思って正解かは分からないけどおじさんたちに効かないと。
でも、トップ取れてほっとしている。

佐々木さんからあがって裏がのれば2着。
佐々木さんはテンパイだろうし、他から上がれなくなるからラス確実。かけみたいな感じになっちゃうけど、トップが欲しくて見逃した。

もっとダメダメで終わっちゃったーってなるのかと不安だったけど、意外と思ったより冷静に打てたのが本当に良かった。

と可愛らしい笑顔を見せながら語ってくれた。

以下、インタビュー抜粋

-昨日は眠れた?-

寝つきが悪くて寝れなかったけど、朝起きて眠くてもう1回寝て、たっぷり寝て今日はきました。

-この日の為にした勉強は?-

今、チームの人からノートを書くように言われて、ドリブンズの思考をまとめている。自分に足りていないのが考える力。想像力も足りないし、打牌の根拠を見つけるのも弱い。日々苦戦している最中、今日は教えてもらっていることを生かせた局面もあったから、今日は良かったからフィードバックしてもらいたい。

チームの方は、凄いメンツにあたったねーと笑っていた。いやもうやるだけだから自信持っていっておいでと。

-見事初戦でトップ、これからの目標は?-

チームでは連覇。1ポイントでも多く取れるように。個人的には臆することなくやっていきたいなと。1年後に麻雀プロとしてもそうだけど、一回りじゃないな2回り精神的にも成長してこれからの麻雀人生に通用するたくましい精神力と雀力を身に付けたい。

-ファンに向けて-
いつも応援してくれてる皆さん有難うございます。
ドリブンズのファンMリーグのファンの皆さんも楽しんで見れるような麻雀をしていくので、これからも楽しんで下し亜。

いつも応援してくれてる皆さん有難うございます。
ドリブンズのファンMリーグのファンの皆さんも楽しんで見れるような麻雀をしていくので、これからも楽しんで下さい。

丸山選手、初出場初トップおめでとうございます!
感動を有難うございました!
これからも活躍を期待しています。

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