【対局結果】3期85~100回戦 2019年11月13日

2019年11月13日。
もう冬が始まっているような寒さが徐々に近づいてきている。
だが、福岡市六本松にあるマドンナは未だに暑い。いや、熱い!

寝ても覚めても考えることは麻雀ばかり。
そんな麻雀バカが集う稲妻リーグが開催されていた。

8月に始まった3期も気付けば終盤戦。
その1半荘が明暗を分ける重要なところにある。

【85回戦】完全復活を予想させる完勝!エロス吉武!

ケルベロス…松本
梁山泊…松石
タピオカ…田中
月輪会…吉武

東1局は松本の親番。
怖い怖い松本の親で仕掛けたのはタピオカのエース田中。
ドラドラの手から白を仕掛けて軽快に3900を吉武からあがった。

この吉武、1期ではチームを支える活躍を見せたものの、2期、そして3期のここまで本来の実力にそぐわない結果となっており、本人も辛いところだ。今日も放銃から始まり嫌な予感…。

次局は松石の親。
この松石も1期以降は苦しい展開が続き、狼の牙はどこへやら…という状態。
だが、その松石が親番で親マンを鬼ダマ。

迂闊に飛び込んでしまったのが田中。
痛い痛い12000放銃!

さあ獲物の喉に食らいついた狼が、ここから卓上で暴れまわるのか?
だが、そうはさせまいとセンス溢れる打牌でテンパイした吉武が先制リーチ。

三色おじさんの異名を持つ吉武、このリーチも三色!1発で狼松石を仕留めて12000のあがりでトップ目に立った。

親番を迎えた吉武。
ここは1萬ポンの仕掛けから見事に染め手を作り上げて田中から12000を奪う。
面前よし、鳴いても良し、強い吉武が帰ってきたか?

東4局には松石があがりを決めて南場に突入。
気持ちの良いあがりを決めた松石が先制リーチ。

そして、チートイで見事に吉武を討ち取って6400。
トップ目からの点棒強奪に成功して迎えた親番。

ここは一気に捲りたいところだったが、そうはさせまいと吉武が500.1000を決めて2着目の親を流す。点棒を持たせた後のゲームメイクが完璧な吉武。

今日は一段と冴えている。
きっと、昨日何か良いことがあったのだろう。

南3局吉武の親番。
間違えない吉武は4巡目に先制リーチ。これはセンス云々ではなく、並べただけだ!
放銃したのは田中。12000!

これでトップは決まったと思われたが、卓上に光る鋭い眼光。
彼の名は松石豪。

苦しい時期にもひたすらに麻雀と向き合い、磨き上げた牙を炸裂させる3000.6000!
これでトップとは2000点差という状態に。

吉武VS松石

熱い戦いも遂に終盤戦だ。
先手を取ったのは吉武。

「俺が卓上にいて好き勝手できると思うなよ」

と松石も猛プッシュ。
無筋をまるで安全牌のように切り飛ばしていく!

が、安全牌のように切っても、当たり牌は当たり牌。
吉武への放銃となって、終局した。

85回戦結果

1位 月輪会     +61.1
2位 梁山泊     +18.5
3位 ケルベロス   -21.2
4位 タピオカ    -68.4

【86回戦】欲しかったトップをこの手に!三坂復活か?

タピオカ…梁瀬
梁山泊…三坂
月輪会…山浦
陶山帝国…福田

東1局梁瀬の親番。
三坂が軽い仕掛けで1300のあがり。

そして迎えた親番だったが、三坂の社長にあたる山浦が軽快な仕掛けでチンイツテンパイからのツモって3000.6000。

さすがは手役派山浦。
このあがりに顔をゆがめたのが三坂。

1期では鬼のような強さを見せた三坂もここ暫くは結果が出ずにあがいている。
今日もまた、ハネ萬親被りで苦しい始まりとなった。

その三坂は東4局にリーチを入れる。

「俺、高い手張ってます」

と言わんばかりの空気を出す。
これぞ、雰囲気三味。

だが、あがれず。
待ちは普通の3.6s。

別に高打点でもなく雰囲気三味疑惑。

ここは流れて南場に突入。
前半、見せ場のなかった梁瀬はなんとかここであがりたいが、ガラの悪いおじさんたちが攻めてくることもあって引き気味か。案の定、山浦からのリーチでツモられ2000.4000。

またもやあっという間に親が流れてしまった。
だが、まだ3着目でチャンスはある。

親番三坂にチャンス手が入って、並べたてツモ切りを続けてツモって4000ALL。
やはり、三坂は持っている。こいつの親番には何かが起きる。

次局も三坂はポンチーして、4000ALL。
ポンチーしただけの4000ALLで一気にトップ目に立った。

南3局になってようやく梁瀬の口から「リーチ」の声。
熾烈な3着争いをする福田が攻めるが刺さって5200放銃となる。

痛い放銃になった福田だったが、最後の親番が残っている。
この親で何とか巻き返したいが…

「おじさま、大人しくしなさい」

と現役女子大生梁瀬が先制リーチ。


福田も真っ向勝負をしかけて流局。

この福田の粘りが実るかと思われたが、次局も梁瀬が先制リーチ。

「お前が大人しくしてなさい!」

というのが福田の心境だろう。
福田VS梁瀬の第二ラウンド!

勝敗決して梁瀬が福田から8000をあがって終局となった。

久々の嬉しいトップに手を突き上げた三坂。
ここからの奮闘に期待したい。

86回戦

1位 梁山泊     +60.8
2位 月輪会     +16.8
3位 タピオカ    -12.9
4位 陶山帝国    -55.5

【87回戦】遂に実現!師匠VS弟子 勝利の女神はどちらに微笑む?

タピオカ…中岡
月輪会…山本
陶山帝国…陶山
梁山泊…白石

お気付きだろうか。
稲妻リーグ始まって遂に実現した、白石と中岡の師弟対決。
白石は不運(?)にも1期、2期と中岡と同チームだった為、ここまで卓上で顔を合わせることはなかった。

そんな見どころある対局は中岡の親番でスタート。
先制を取ったのは中岡。

ここに陶山が追いかける。
だが…まさかのフリテンリーチ。

中岡VS陶山(フリテン)

皆さま、思い出して欲しい。
2期の放送対局で中岡のリーチに対して陶山がフリテンチョンボをしたあの事を。


まさか…またもや中岡のリーチをチョンボでかわそうというのか!?

だが、ここは中岡がしっかり高めをツモって4000ALL。
このまま勢いに乗りたい親番の中岡だが、皇帝陶山が先制リーチ。

飛びこんでしまったのは白石。
ドラアンコの8000の手に放銃。

見事なドラを集めただけのマンガンをあがった陶山。
次局では華麗なホンイツ仕掛けで周りの動きを封じて一人テンパイ。

そして迎えた陶山の親番は中岡の一人テンパイで静かに流局。
さてさて、東4局は白石の親番。

弟子の中岡がトップ目で既にヤケ始めているが、ご機嫌先制リーチ。
陶山、中岡が降り気味の中…

「俺はやりまっせ」

と山本が立ち向かうが刺さって12000放銃。

「この人の親は流さないと」

と皇帝陶山が華麗にしかけて1300で場を流す。
南1局になって中岡の親番。
東発に4000ALLをあがってから加点できない中岡はこの親番で稼ぎたいが、そうはさせまいと陶山がリーチからの1300.2600ツモ。

次局も再び陶山が1300.2600をツモってトップ目に立つ。
からの~親番でも1300ALLを簡単にツモる。

ツモしか言わない陶山。
この親番で一気に2着以下を引き離そうと、再び先制リーチ!

だが、山本も親を流すべく追いかける!

陶山VS山本

のハズが…

無筋を卓に叩きつける男が一人。
2着目の中岡が勝負に参戦!

男たちの負けられない戦いは熱を増すばかりだ!
そして、陶山が切った2萬に…

「ロン!」
「ロン!」

と中岡と山本が発声。
だが、頭ハネで中岡がトップ目陶山から8000をあがって逆転!
このあがりが決め手となり、中岡がジャイアントキリングを果たして1位となった。

勝負後、白石が中岡に駆け寄り…

「おめでとう、やられたよ」

と称えて、二人で感想戦を行う姿に師弟愛を見た。

87回戦結果

1位 タピオカ    +65.1
2位 陶山帝国    +15.5
3位 麻雀梁山泊   -20.6
4位 月輪会     -50.0

【88回戦】帰ってきた武士、散っていった武士。

陶山帝国…福田
タピオカ…長田
ケルベロス…松林
月輪会…吉武

東1局福田の親。

開始早々…

「リーチ!」

と元気よく発声したのは長田。
久々参戦のこの男。

やはり、帰ってくると元気ハツラツオサダミンだ。


そして見事にツモって2000.4000。

現在、ダントツラスを走るタピオカだが、この男が帰ってくれば心強い。
その長田は次局もドラ4のリーチを入れて先制を取る。

そこに追いかけたのは松林。
親がまさかのドラ4とは思うまい。

放銃してヤケる姿が目に浮かぶが、放銃したのは長田。
ウラウラで8000支払。

8000あがって、8000放銃。
実に長田らしい麻雀だ。

次局は吉武が先制リーチをいれる。
ここに押していくのが福田。

「パ●ズ●のリーチやろ!」

と危険牌を押しまくるが、刺さって8000放銃。
その吉武は次局の親番でも魅せてくれた。

福田のリーチに臆せずドラを切って勝負。
もちろん、マンガンテンパイだ。

不運にも飛び込んだのは長田。
12000の支払い。

次局は福田がテンパイするが待ちを変えてリーチをするも、1発で裏目を引き、嫌な感触。
だが、長田が放銃して8000のあがりを決めた。

東発で2000.4000をあがった長田だったが、僅か3局で28000の放銃。
ダントツラスメで苦しい展開となった。

南場、福田の親番では邪魔ポンのような仕掛けをするが、まさかのチンイツテンパイ。
しかし、あがれず松林が500.1000をあがっていく。

チートイをツモってから、加点できない長田は親番で2900をあがって、さあ、ここから反撃だ!と行きたいところだったが、吉武が親を流す1300を決めた。

そして、なんといっても一番の見どころは次の南3局。
長田はダンラスからの1000点の仕掛け。

テンパイ後、吉武から当たり牌の6sが出るもなぜか見逃し。
そしてツモって300.500。

「これ、6s見逃しよ!」

と嬉しそうにはしゃぐ姿は少年のようだった…。
最後は流局となり、勝負局でしっかり勝った吉武が2連勝を決めた。

88回戦結果

1位 月輪会     +63.3
2位 ケルベロス   +15.0
3位 陶山帝国    -25.4
4位 タピオカ    -52.9

【89回戦】結果だけ。

1位 麻雀梁山泊(三坂)    +69.3
2位 陶山帝国(玉置)     +8.9
3位 マドンナ(加藤)     -16.4
4位 ぽこの会(西森)    -61.8

【90回戦】結果だけ。

1位 ぽこの会(岡)     +66.8
2位 麻雀梁山泊(松石)   +7.3
3位 マドンナ(米倉)    -22.2
4位 陶山帝国(陶山)    -51.9

【91回戦】結果だけ。

1位 月輪会(吉武)     +51.8
2位 麻雀梁山泊(三坂)   +11.6
3位 タピオカ(田中)    -15.6
4位 ケルベロス(松林)   -48.0

【92回戦】俺を倒したければチャカでも持ってきな!

陶山帝国…福田
タピオカ…長田
月輪会…山本
ケルベロス…福岡

東1局。
長田の高速の鳴き!

からの…

「ロン!」

振り込んだ福田はすかさず1000点棒を出すも、予想より高い2000点だった。
これにイラっとした福田は次局で先制リーチ!

向かっていくのは長田。
某雀荘だと出禁になりそうな強打で攻めていく。
その様子を見ていた山本が…

「なつかしい…」

と思い出に浸る。
山本が思い出に浸っている内に、長田が福田にハネマン放銃。
まるでブレーキの壊れたかのように危険牌を強打する長田スタイルは今日も健在!

「武士から稼いでやる!」

と福田が次局はドラの中をポン。
これを見た長田は…まさかの丁寧な打ち回しで放銃回避。
この局は福田と福岡の2人テンパイとなった。

その後、福岡が技の光る仕掛けで2000を山本からあがって南場に突入。
さてさて、この南場だが、親の福田が先制リーチ。

追いかけたのは長田。
互いに無筋を卓に叩きつける男たちの熱いバトルが開幕!

どちらが掴むか?
どちらがツモるか?

ツモったのは福田。
まさにゴッドファーザーの貫録。

このあがりを決めた後の福田はおしとやかにダマ。
福岡を討ち取って3900の加点。

卓上を支配して、他者を力で押さえつけていく福田。
次局も福岡から5800強奪。

タバコが葉巻に見えてきたのは気のせいではない。

「好き勝手できると思うなよ」

と長田がリーチをかけるも、ゴッドファーザー福田は押切って長田から2000をあがる。
強すぎる福田。誰か、チャカを持ってきてくれ!

だが、放銃してもくじけないのがタピオカのリーダー長田。
次局もリーチをかけて、ツモって1300.2600。

南2局福岡の親番は、山本がお得意の300.500をあがって次局は3900を福田からあがり2着争いが熾烈になってくる!

最後は、長田が意地の2000.4000を決めて2着浮上で終局となった。
長田の攻めも光ったが、それ以上にゴッドファーザー福田の強さが際立った勝負だった。

92回戦結果

1位 陶山帝国     +70.6
2位 タピオカ     +0.1
3位 月輪会      -22.1
4位 ケルベロス    -48.6

【93回戦】岡に告ぐ!今すぐ逃げろ!

マドンナ…米倉
ぽこの会…東島
ケルベロス…松本
月輪会…山浦

この勝負を振り返る前、記録用紙に目を落とした筆者は恐怖した。

「この男、消されるぞ…」

そう、松本の「本」の字が違うのだ。

「誰だ、こんな恐ろしいミスをしたのは…?」

『記録者:岡』

なるほど、惜しい人をなくした。
暴君の漢字を間違えて書くなんて…。

筆者に言えることはただ一つ。

「今すぐ逃げろ」

さて、岡の安否は気になるところだが、別に筆者の身の危険が迫っているわけではないので、気にせずこの半荘を振り返りたい。

東1局、米倉の親。
今日もマドンナは藤田不在。

フットサルからの中洲コースらしい。
これにやける米倉。

その米倉の親番だったが、暴君松本がダマでメンチンテンパイ。
不用意に飛び込んだのは山浦。松本のジャーマンスープレックスが決まって12000。

次局は荒ぶるタクシー運転手の東島。
タンヤオドラ1のカンチャン待ちをダマ。

放銃してしまったのは米倉で3900の支払い。
だが、こんな放銃は米倉にとって痛くもかゆくもない。

次局では軽快なしかけからの2000.4000。

「よねし~」

とマドンナ女性陣からの黄色い声援が聞こえてくる。
この黄色い声援に気が緩んだのか、次局は松本に3900放銃の米倉。

松本は親番に手が入り、2局続けてのリーチを打つが山浦が2000.4000をツモ。

次局は、東島がリーチをかけて、ツモって3000.6000!
このあがりで気を良くした東島は次局も先制リーチ!

「お前の待ちは分かっている」

と言わんばかりに山浦が全ツで真っ向勝負するも、東島が見事にツモって1300.2600。

「俺のいるところで好き勝手やりやがって」

と怒りに満ちた松本が次局は先制リーチ。
このリーチに対しても山浦は全ツ

まるでブレーキの壊れた車のように、この半荘押しまくる山浦だが8000放銃で一気にラスメ転落。
その後は、米倉が1000.2000をあがってトップ争いに参戦。
オーラスでは、山浦以外の3者がトップを狙える位置につけた。

まず、先制したのは米倉。
おいかけたのは松本。

当然、この男もやってくる。
山浦のリーチで場は一気に激化した!

勝ったのは米倉。
見事めくり合いを制して2着。
トップは要所で大物手を決めた東島となった。

93回戦結果

1位 ぽこの会     +55.8
2位 マドンナ     +11.7
3位 ケルベロス    -9.9
4位 月輪会      -57.6

【94回戦】結果だけ。

1位 ぽこの会(東島)     +63.0
2位 月輪会(吉武)     +8.0
3位 マドンナ(加藤)    -20.5
4位 ケルベロス(福岡)   -50.5

【95回戦】結果だけ。

1位 ケルベロス(松林)   +53.7
2位 タピオカ(田中)    +8.6
3位 麻雀梁山泊(松石)   -12.8
4位 陶山帝国(玉置)    -49.5

【96回戦】やはり、この男にはトップが似合う!

タピオカ…長田
麻雀梁山泊…白石
陶山帝国…陶山
ケルベロス…松本

東1局は白石の1000.2000で幕を開けた。
白石は親番でも手始めに500ALLをあがっていく。

序盤、好調なスタートを取らせたら、かなり怖い白石。
それを悟ってか、長田が一撃で決めにいく勝負に出た。

立直からのツモって裏をしっかり3枚乗せての4000.8000!
この豪快なあがりこそが長田の真骨頂!

せっかく蓄えた点棒も倍満親被りでフラットになってしまった白石。
はやくもやけはじめるか?

いや今日の白石は冷静だ。
その後は700.1300、2000.4000とツモって徐々にトップ目との差を縮めていく。
南場に入っても流れは白石でしっかり1000.2000。

東場の大きなあがり以降、加点できない長田だったが親番白石のリーチにおいかけ、1発で陶山からあがって5200。

そしてオーラスに突入。
親番はこの半荘静かだった松本。

「親があれば余裕でっせ~」

と言わんばかりの4000ALL。
からの先制リーチ!

このリーチには、長田、白石はいきにくい。
はずだが…

「リーチ!」

と元気よく向かっていったのは長田。
放銃すれば、一旦は2着に落ちる状況で手牌に蓋をするのは流石…。
長田VS松本の結果は松本が長田の当たり牌を掴み12000放銃で終局となった。

久々トップの長田。
やはり、この男にはトップが似合う。

97回戦結果

1位 タピオカ      +71.0
2位 麻雀梁山泊     +12.9
3位 ケルベロス     -31.5
4位 陶山帝国      -52.6

【98回戦】結果だけ

1位 ケルベロス(松本)   +59.0
2位 月輪会(吉武)     +11.7
3位 タピオカ(長田)    -16.7
4位 マドンナ(加藤)    -54.0

【99回戦】オーラスだけハイライト

マドンナ…米倉
タピオカ…中岡
月輪会…山浦
ケルベロス…福岡

オーラスを迎えて点棒は次の通り。

山浦 34200
米倉 24600
中岡 26200
福岡 14400

ここに、米倉から6巡目リーチが入る。
チートイツ、発単騎。

さて、このリーチ!
と宣言した瞬間、山浦の手牌にあった發が真ん中から右端に移動した。
もう、発射台である。

数巡は凌いだものの、完全安牌がなくなり、当然のごとく發が選ばれた。
米倉より早く、ロンと福田が発声。

裏が2枚のって8000放銃でトップ陥落!
米倉が逆転トップとなった。

トップを獲った米倉より、なぜか福田がとても嬉しそうだったのが印象的だ。

99回戦結果

1位 マドンナ    +52.6
2位 月輪会     +6.8
3位 タピオカ    -13.8
4位 ケルベロス   -45.6

【100回戦】TANAKA!TANAKA!

ケルベロス…松林
タピオカ…田中
ぽこの会…西森
月輪会…山本

「あれ?おったと!?」

と驚く山本。
相手はタピオカのエース田中。

そう、この田中だが、最近は本来の豪運が影を潜めており、いまいち結果を残せていないのだ。そのせいか、卓上でも影が薄い。

そんな会話を余所目に親番松林が1300ALLをあがる。
そして、次局もリーチをいれるも、西森が1000.2000をあがりきった。

迎えた東3局は田中の親。
先制リーチを打つもあがれず…。

だが、めけずに次局も先制リーチ。
今度はしっかりツモって4000ALL。

あがればデカい。
久々の田中らしい麻雀を見た。

1局流局を挟んでまたもや田中が間違えない打牌選択で4000ALL。

「いや、これもう無理ばい」

と早くも山本からはギブアップ宣言。

安西先生の声も彼には届かない。
そんな弱音が打牌にもでたのか、西森に5200を放銃してしまう。

あがった直後の西森の親番。
親番では狂ったように押すと定評のある西森。

この親番ではどんな打牌を見せてくれるのか。

「ちょっと失礼~」

とその前に田中が先制リーチ。
なんとツモり四暗刻テンパイのリーチ。

この男…本当に良く役満テンパイするなぁ…。
だが、いくら手が良くてもあがれなければ意味がない。

が…親の西森がツッパって放銃!
痛すぎる16000点の倍満!

ふと時計に目をやると12時を過ぎている。
田中が無駄に親で連荘したせいで時間が押している。

既に他の卓は終わっているのだ。
隣の卓では…

「今日、熊本からめっちゃ急いできたのに…」

と福岡が本日3ラスの結果を嘆き、愛おしそうに麻雀牌に頬ずりをする姿が見られた。
さて、話を戻して東4局、山本の親番。

山本、ここでツモスーテンパイ。
そんな危ない手だとは知らずに田中が追いかける!

田中ピンチ!
前回は、ダントツトップ目から吉武の親倍に振込み、ラスになったシーンが筆者の脳裏によみがえった。

「グッバイ、TANAKA」

だが、今日の田中は豪運だ。
当たり牌を掴まず流局となった。

なんとか、親番で点数を稼ぎたい山本はテンパイを入れて粘るも最後は西森に2000.4000をツモられて南場に入った。

南場に入ってからは西森のターン。
500.1000からの2000点をあがる。

親番では山本とのめくり合いを制して7700をあがって徐々に田中の背中が近づいてきた。
親の西森、大連荘なるかと思われたが、再び山本とのめくり合い。

「小僧に、何度も負けるわけにはいかんばい!」

と山本が意地の5200であがり。
オーラスは山本の親番。

だが東場に1300ALLをあがってからは地蔵になっている松林が、ここで逆転手を作り上げて渾身のリーチ!しかし、親の山本だって負けていられない。松林を追いかける!

各者、打牌に熱がこもる。
負けられない男たちの戦い!

勝つのはどっちだ!
一打ごとにヒートアップする卓上!

「500.1000です」

と戦いに終止符を打ったのは田中。
両者の熱い戦いを見ながら、全く空気を読まないあがり。

要するに、田中による田中のための田中劇場だったのだ。

1位 タピオカ     +79.9
2位 ぽこの会     +4.7
3位 ケルベロス    -20.8
4位 月輪会      -63.8

次節の見どころ

【ぽこの会】中盤からの加速でトップを確実に!FSを見た戦いになるか?
岡、東島の活躍でポイントを伸ばしたぽこの会。ここからはファイナルステージを見て、ラスを取らない打ち方にするのか、それとも圧倒的勝利を目指しての戦いになるのか。リーダー岡の采配に注目したい。

【ケルベロス】ポイントを減らすも余裕の笑み、そのワケとは?
今節はいまいち波に乗れないケルベロスだったが、各者不敵に笑う。その理由はただ一つ。そう、ケルベロスにはケルベロスがいる!狂犬田村がいればぽこの会の喉元を食いちぎることなどたやすい!田村、みんなが君を待っている!

【陶山帝国】最後はやっぱり福田頼み!
前節から徐々に調子をあげてきた福田。今節もしっかりトップを獲った。皇帝陶山も攻撃的な麻雀にブレがなく、心強い。ドヤ田のスタートダッシュから始まった陶山帝国だが、やはり最後は福田がチームを引っ張る!

【マドンナ】まだ、ふじたこがいるばい
抜群の安定感を誇る米倉の活躍もあって、上位につけているマドンナ。このままファイナルステージに行きたいところだがドラ1米倉は「ふじたこがいるばい」と油断をせずに気を引き締め直していた。

【月輪会】ようやく腐った吉武が帰ってきた!
腐っていない吉武は吉武ではない。今期、腐った吉武となった吉武の大活躍で一気にポイントを稼いだ月輪会。今の吉武は世界中が恐れをなしているといっても過言ではないだろう。

【麻雀梁山泊】全てはメイクミラクルのため!ここからが本番!
前評判とは真逆の位置にいる梁山泊だったが、終盤になって三坂が目覚め、ウルフ松石も調子を取り戻してきている。さあ、ここからが本番だ!怒涛のトップでこれからの大逆転を目指す。

【タピオカ】武士がいれば100人力!
ようやく戦場に帰ってきた長田。その甲斐あって僅かながら借金返済。田中の豪運も戻りつつあり、梁瀬も徐々に安定して麻雀に手ごたえを感じている。中岡もドラ1らしい結果を残し続けている。まだ消化試合は早いぞタピオカミルクティー!

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